やまむら歯科

from:副院長・歯科医師 三ツ口 武志



スターバックスに行くと、いつもスタッフの爽やかで落ち着いていて自信にあふれた接客を受けます。

スタッフ教育が行き届いているなぁ、と感じます。

スタッフ同士も仲が良さそうだから、きっと和気あいあいと楽しんで仕事をしているのだろう、と思っていました。

しかし、意外にもスターバックスのマネージャーは仲良しグループを作らないように意識しているのだそうです。


仕事場で仲の良い友人ができることは、すばらしいことです。

しかし、その仲の良い友人と、ずっと一緒にいるのはあまり良い事ではないと思います。

チームも一緒。
ミーティングも一緒。
休憩も食事の時もずっと一緒。

このような状態になると、お互いに甘えが出てしまって、お互いの傷を舐め合うような関係になります。

そうなると成長が止まってしまいます。

みんな良い人で仲も良い、というのは良い事だと思います。

しかし、一般の会社でも歯科医院でも「プロ」としてサービスを提供する以上、成果を上げ、常に成長し続けなければなりません。

だから職場には厳しさも必要だと思います。


人間は不快であったり、ストレスがかかる時にこそ成長をします。

そして心地よい場所にとどまっていると人は成長しないものです。

筋トレを考えてみればわかると思いますが、心地よい状態では筋肉は成長しません。

負荷がかかるから、成長するのです。

これは、人間関係でも同じです。


近寄りがたくて、会うといつも緊張してしまう上司

公私をきっちりと分けているタイプで、だれかと特別仲が良いわけではないけど、仕事はすごくできる先輩や同僚


そんな人と一緒にいる時こそが、自分を成長させる最高のチャンスです。

しかし人間は、心地よい方、楽な方に流れる生き物です。

だから意識的に、そんな人を見つけて積極的に協働し、大いに学ぼうという姿勢が必要です。

自分で意図的に付き合う人を変え、環境を変えていける人は成長することができます。

もちろん職場で仲の良い友人を作ることは良い事ですし、人間関係を良好にすることは大切なことです。

でも「仲良し」にならずとも、互いに切磋琢磨し、ポジティブで刺激を与えあうような関係も成立するものです。