やまむら歯科

from:副院長・歯科医師 三ツ口 武志



仕事や私生活において、大きく成長した時、良いパフォーマンスをした時を思い返してみると、その当時はある程度ストレスがかかっている状況だったな、と思います。

人間の能力は筋力と同じで、負荷・ストレスが強いほど成長も促されます。

そして筋力と同じように、負荷・ストレスが強すぎると故障したり本来の力を出せなくなってしまいます。

人はそれぞれストレスへの耐性や持っている仕事のスキルや経験が違ってきます。

ですから、今のストレスの状況が当人にとって良い状況なのか良くない状況なのかは、その時々で変わってくるということです。

誰にとっても絶対的に良い状況と悪い状況など存在せず、その人との相性によって、状況は良くもなり悪くもなると言うことだと思います。

例えば、スタッフ数が少ない中、患者様は多くてどんどん仕事が回ってくる状況だったり、上司が退職してまだ知識も技術も十分じゃないのに自分が医院をリードしなくてはいない立場に置かれたり・・・

そのような状況でも、ある種の人にとっては、とても成長できる状況だったりします。

逆に、毎日たんたんと決められた仕事だけをして、定時で帰れて・・・という状況は、とても楽だと思いますが、そんな状況が必ずしも良いとは限りません。

ある種の人にとっては、その状況は「停滞」であり成長が止まってしまうかもしれません。

ストレスがない状況というのは、さまざまな問題が放置されたり先送りにされて、結果、状況が悪化してしまい余計にストレスがかかる、ということもあります。

困難な課題でも向き合うことを避けていてはいけない、ということ。

自己の成長や成功のためには、ある程度ストレスを背負っていかないといけないと思うのです。

筋トレやダイエットを頑張っている人は、筋肉痛になったり、食べたいものが食べられなかったりと毎日ストレスがかかっています。

でも、心身の健康や理想のボディラインを手に入れることは、簡単なことではないと理解していて、だからこそ価値があることであり、そして、この1回の腹筋が、この1回の食事が、目標に近づくためのものだと信じて取り組んでいると思います。

ストレスを感じた時、「このストレスがいま自分は成長させている」と信じて、上手に付き合えることができれば。

ストレスは悪い物ばかりではなく、自己の成長と成功に導いてくれるものだと思います。